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「琅邪の虎」文庫版。今度はポスターカラー。 [本]

琅邪の鬼の続編、琅邪の虎の文庫版の予約が開始されています。
今回使った画材はポスターカラー。中学の授業で買わされたアレです。
授業では模様みたいなものを描かされたと思いますが、使い方次第では普通の絵も描ける優れた画材なんです。
例えばアニメ映画「となりのトトロ」の背景画はすべてポスターカラーで描かれています。
わたしはセルリアンブルー好き。なのに「本物のセルリアンブルーの顔料を使ったセルリアンブルー」(ややこしい)はポスターカラーにはありません。仕方ないのでセルリアンブルーだけガッシュ。
琅邪の虎.jpg

表紙ができるまで。
原稿を読み、ラフを描いて、編集者とデザイナーがチェックしておおざっぱな構図が決まります。
手描きの場合、簡単に色を変えることができないのでカラーラフを描きます。
ラフ.jpg
当初は弓を放った後をイメージしていましたが人と弓の間にタイトルが入ると関連が分かりにくく、単に弓が浮いているように見えかねないため、打つ前に変更。

琅邪の虎.jpg
琅邪の虎・桃.jpg
今回は背景と前景を別々に描いています。その方が描きやすかったのと、デザイナーの方がレイアウトで微調整できるようにするため。
弓.jpg
弓の先が「の」と「虎」のわずかな隙間から見えています。こういうところに微調整の成果がでています。

琅邪の虎 (講談社文庫)

琅邪の虎 (講談社文庫)

  • 作者: 丸山 天寿
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/05/15
  • メディア: 文庫


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横山宏Ma.Kモデリングブックを買いました。 [本]


横山宏Ma.K.モデリングブック

横山宏Ma.K.モデリングブック

  • 作者: 横山 宏
  • 出版社/メーカー: 大日本絵画
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 大型本



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中身はこんな感じです。
イラストはもちろん、模型も横山宏氏の手によるもの。
実は横山宏氏はイラストレーターとしてだけでなくプロモデラーとしても有名なんです。
作品集+How to本になっています。
いやあ、かっこかわいいです。
右上の横姿のパワードスーツ。写真に見えるかもしれないけど絵です。

このかっこかわいいパワードスーツ、いくつかバリエーションがあるけど適正価格で手に入るプラモデルは現在これだけ。他はプレミア価格。

1/20 マシーネンクリーガー S.A.F.S. type R ラクーン

1/20 マシーネンクリーガー S.A.F.S. type R ラクーン

  • 出版社/メーカー: Wave
  • メディア: おもちゃ&ホビー


届きました。
フロントパーツには穴や突起がないので改造なしに通常モデルのようにセンサーなし状態にできます。ていうかセンサーを付けるためには改造が必要。
偵察用という設定なので両腕ともマニピュレーターですが、左腕は武装タイプも付いています。バックパックも偵察と通常パターンが入っています。製品写真にある女性パイロット以外におっさんもついています。
要するに通常のものに偵察用を再現するために必要なパーツを付け足したものです。
わたしは通常パターンで組みました。
筆による塗装。
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同一スケールの天空の城ラピュタのパズー。
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ガンプラのような親切設計ではないので模型を作ったことがない人は千値練の完成品を選ぶ方が無難でしょう。
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メフィスト賞受賞作「琅邪の鬼」の文庫の表紙を描かせていただきました [本]

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カバーイラストを担当させていただきました。
古代中国伝奇ミステリーともいうべき今作。
下手なこと書くとネタバレになってしまうから書けないけど、
作家田中芳樹氏が前例がないと評したのも納得。

まあ、伝奇系小説/キャラクター系カバーイラストでおしゃべり好きのただのおばさんが表紙を飾る(編集部からOKがもらえる)ことからして「普通」の小説であるわけがないですよね。
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パラワールド6月号 [本]

東京書籍編集部を通して、電話取材の申し込みが。
イラストでもプラモデルでも自転車雑誌でもなく、パラグライダー雑誌。もう、びっくり。
取材なんて受けたことがないから、ちょっとウキウキ。

小学校国語の教科書の表紙でパラグライダーの絵を描いていて、その画像の使用許可とコメントが欲しいとのことでした。
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こちら。
この風景は実在していて、オーストリアのシャフベルク山。
映画「サウンド オブ ミュージック」のオープニングの山です。
ザルツブルグから日帰りで行けます。
バスで湖までいって、そこから船に乗り山のふもとへ。そこからは小さな汽車に乗って山頂に上がります。ほとんど歩かずに行けるので体力に自信がない人も大丈夫ですよ。
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こういった風景にほとんど歩かず、苦労することなく出会えてしまうところが、さすが観光大陸ヨーロッパ。すばらしい。
気持ち良さそうにパラグライダーで飛んでいる人たちが本当にうらやましかった。
2、3日後に訪れたスイスのグリンデルワルドで観光客用のパラグライダーのツアーがあったので思い切って申し込みました。
タンデムフライトといって飛ばすのはインストラクター。わたしは基本、座っているだけ。
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左の崖の上から飛び降りました。飛ぶ前はもう大変(精神的に)。ジェットコースターすら乗れない人間なのに…。
現地のインストラクターの指示は「トマラナーイ。ハシル、ハシル」
「そんな単語知らない、え?日本語!?」と、頭の中はぐ〜るぐる。

高すぎて実感がわかないのか、怖いのは飛ぶ(飛び降りる?)ときだけ。
一度飛び立ってしまえば全然、平気でした。
眼前にせまるアイガーの壁とか本当にすごかったです。

記事では文字だけだけど、高知新聞の新聞小説の挿絵というのはこの絵。
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去年、高知に行った時、パラグライダー(タンデムフライト)やりたいなーと思っていたけど、家をでる数十分前まで徹夜で絵を描いていたような状況で、下調べがまったくできず、断念しました。

パラワールドの編集の方の話ではなんと関東にも日帰りでパラグライダーができるスポットがいくつもあって
しかもタンデムフライトだけでなく、自分で空を飛ぶことができるそうです。
超低空にしたって、当日のうちに一人で空を飛べるなんてすごすぎでしょ。
いきたーい!

PARA WORLD (パラ ワールド) 2011年 06月号 [雑誌]

PARA WORLD (パラ ワールド) 2011年 06月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: イカロス出版
  • 発売日: 2011/04/30
  • メディア: 雑誌


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教科書の表紙。 [本]

小学国語.jpg

来年度から使われる東京書籍の小学校5,6年生国語の表紙を描きましたーーといっても実際に描いたのは1年以上前。
本編のカットも描いてるけど、そちらは2年近く前だったかな?

教科書というのは描いてから、世に発表されるまでけっこうタイムラグがあるので、日の目を見る頃には懐かしかったりします。

当然ながら、本文は絵よりもっと前に書き上がっています。

ときどき、テレビで教科書に載せたい云々的なものがあり、実際に教科書に載ると番組が先取りしたようなことを言う人もいるけど、あれはほとんどの場合、逆。
だって、とっくに書き上がってるもん。
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ようやく発売になります。 [本]

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表紙に写っているミラクルシャボン玉。
撮影後、どうなったかというと……私にぶつけられました(^^;

ミラクルシャボン玉は静電気を帯電させているので、人に引きつけられる性質があります。自動追尾ミサイル状態。逃げても逃げても追いかけてきます。
最初は自分によってくるのがおもしろかったけど、ぶつかりそうになって
「先生!どうすればいいんですか!?」と思わず叫ぶ。
その瞬間、「カット!!(怒)」の声が…。
そう、でんじろうさんの出演シーンは撮影終わっていたけど、他のシーンはまさに撮影進行中。スタッフの冷たい視線。うらめしげにでんじろうさんを探すも…い、いない!消えた!!確信犯だ。一言フォローしてくれればなんでもないのに。
「謀ったな シャア!!」(私の心の叫び)
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レベルアップ英文法が一冊の本になりました! [本]

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レベルアップ英文法が一冊の本になりました。
さすがにすべてのスキットというわけにはいきませんが64課が収録されています。
雑誌用のイラストってある意味使い捨てみたいなものですから
こうやって雑誌に連載されたものが一冊にまとまるとやっぱりうれしいですね。
恒例(?)の没案。
左下の犬は言葉でしかでてこなかったチャーリーの愛犬。
おにぎりは当然Lesson21ででてきた梅干しのおにぎり!ダンさんとフィリップスコーチはアメフト談義。カズはLesson22を考えるとTシャツを着せるべきか?などいろいろ空想しながら描きました。
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レベルアップ英文法 法則発見! [本]

今月は赤。先月は緑。4月は黄。5月は紫。
多分、2ヶ月を1セットで奇数月は偶数月の補色に近い色から選んでいると思われる。
来月は偶数月なので予測不可(笑)


6月号で自転車を買ってもらったKazuはやはり公園で自転車乗ってました。
6月号ではアメフト部の入部試験を勧められたものの態度を保留していたKazu。
わたしの希望(?)むなしく7月号で試験を受けることに。

アメフトをよく知らないのでとりあえずアイシード21を見る。
アメフトアニメのはずだがなぜかストーリーは船上からメンバーの1人が忽然と姿を消してしまう金田一少年の事件簿的展開。

落ちはというと…猿顔だったため猿と間違われ檻に入れられていたというもの。
ちっともアメフトの勉強にならなかった(^^;


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