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くのいち小桜忍法帖/背景 透明水彩or墨汁? [本]

中の挿絵(モノクロ)は透明水彩か墨汁で描いています。
背景.jpg
左が透明水彩(ペインズグレー)。右が墨汁です。
最終的には他の紙に描いた人物をパソコン上で合成しています。
墨ってきれいですよね。モノクロ印刷では違いなんてでないんですけど(^^;
最近は、モノクロページは墨汁を使うことが増えてきました。
透明水彩より親水性が高くきれいにじみます。水墨画で使われる絵の具(?)なので当たり前かもしれないけど、わたしは水墨画や日本画にはくわしくないので「透明水彩よりさらにきれいににじむんだ」と驚きました。

墨液.jpg
透明水彩で描く場合は黒は粒子が大きくザラザラした感じになるのでペインズグレーかセピア。
墨汁はちょっといいものを使っています。
墨液説明文.jpg
商品の説明文。
浸透性というのがポイント。
紙の奥に染み込むみたいで、乾燥後は重ね塗りしても開明墨汁や透明水彩と比べ下の色が溶け出しにくいです。擬似耐水性とでもいうのでしょうか?
といって耐水性インクやアクリル絵の具と違って墨そのものが耐水性になるわけではないので特別な洗浄液は必要なし。筆を傷めにくいのもうれしい。
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