美デッサン

テレビ朝日の中居正広の“ミ”になる図書館を見てびっくり。
「美文字」や「美魔女」は聞いたことあったけど今「美デッサン」なんてあるんですね。

さらに驚いたのが番組内でお笑いタレントのレイザーラモンHGさんがデッサンを学びに行ったお茶美ってわたしが学生時代デッサンを学んだ予備校なんです。
昼は日大理工学部のお茶の水校舎で建築を学び、夜はお茶美のデッサン科に通っていました。なつかしいなあ。

鉛筆より木炭デッサンが好きでした。
描いた後、鼻をかむと真っ黒になるのはご愛嬌（笑）

立体感あふれるデッサンを描くためには、前提条件として立体を正確に認識することが必要ということで立体→平面だけでなく、立体→立体の授業もありました。



番組等を見てデッサンに興味を持った人はぜひ「安井曾太郎」で検索してください。
デッサンの神様と呼ばれた画家。この人のデッサンは本当にすごいですよ。

コメント 3

先生のブログはいつも発見があって、またブログを読んでいた所
「安井曾太郎」！！この方の画集見る機会が最近ありました！

水彩楽しい！色々描くぞ！と写真やイラストの人物など
模写ばかりしていたのですが、ある日うまく伝えられない
のですが、ふと、なんだかあれ？っと考えだしてしまって。
色とかテクニックとかそういうのじゃなくて、なんだかもっと
根本から分からなくなってしまいました。

それで考えたとき、あ！私生身の人を描いたこともないし、
筋肉や汗や息遣いや身体の中にある骨等など感じたり意識して
描いた事ない。やる前よりやった後は何か見え方が変わるかも。
もしかしたら何か発見があるかも！と美術予備校のような所で
一回ずつの参加費で参加できるクロッキー会というのを見つけ、
夏の初めから始めて見ました。

生身のモデルさんの息遣いや筋肉の震えとか伝わってきて
ただ圧倒というか感動しました。

それで、時期的に学生さんの夏期講習時期だったみたいで
デッサンもある事も知り、思い切って参加しました。
1週間かけて1人の裸婦モデルさんを観察し、描くという
貴重な時間を経験する事ができました！

一番身近なはずの人間の身体のはずなのに、
私は何も見ようとしなかった、ということに焦り、
二次元ばかり見てた私の前でポーズしてくれるモデルさんに
感動しました。

…と言っても

本当のデッサンはしたことない、木炭も経験ないという
私でしたので、指導する方も「もう知識ならないなら
思い切って何も知らないゼロのまま来てください！」
「木炭と木炭紙と遊びましょう！」みたいな感じで始まり、
最後まで木炭という画材に格闘しつつ一生懸命目の前で
ポーズしているモデルさんをなんとか描き終えたいという日々で
あっという間に終わった素敵で刺激的な日々でした。

1週間ゆびや手は真っ黒でススで服も汚れて、なんだかそれが
すごく新鮮で自分なりに勉強になって、本当に楽しかったです。

デッサン初日、ススまみれで画面も私も真っ黒で
「木炭って何なんですかね…デッサンってなんだろう、
終わりはあるのですかね…」みたいに雑談してた時に
プロの方が、画塾にある安井曾太郎画集を見せてくださいました。

明暗とか面で描くとか…難しいことはまだ理解できないし、
何も言えないですがとにかく画集の中の人々は生きているというか、
ものすごく生々しいというか、生きている所を切り取ったような。
難しいこと抜きに感動しました。

すいません
by のぞみ (2015-09-01 23:52) 

(つづき)何だか長々書いて何がコメントしたかったのか
グダグダになってしまいすいません。先生のブログは数ヶ月前
サラっと読んでいた事が、今読み返すとすごく面白くて、
発見が何度もあって本当に楽しいです、これからも応援しています！
by のぞみ (2015-09-01 23:56) 

当時、受験デッサンばかり見ていたわたしには衝撃的でした。
ちゃんと生きた人間に見える。

デッサンの描き方みたいな本はわたしも読まないほうがいいと思う。下手に知識を入れると逆にデッサンって上手くならないですよ。それよりは目を肥やした方が絶対いい。
by おーや (2015-09-02 05:08)