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おすすめの灰色の作り方。 [水彩]

スキャン 5.jpg
ビリジャンやフタログリーンなど青みがかった緑とクリムソンレーキなど赤紫がかった赤をまぜるといい感じの灰色ができます。
このクリアーな濁り具合は黒+白ではだせません。
また割合を変えることで赤みがかった灰色にも、緑みがかった灰色にも調整できるので便利。

右側はこの灰色に茶色を加え土を塗り、草を描き足したものです。
今まで、土を茶色で塗っていた人もこの「基本の灰色」を混ぜるだけで深みが増しますよ。

色見本.jpg
こちらはポスターカラー(セルリアンブルーだけガッシュ)。
絵を描いている時に気に入った色ができたら画用紙の切れ端にこんな感じのメモを残すようにしています。
左が2色+白で作った基本の灰色(濁色)。右がそれに1色加えたもの。

大手画材メーカー、ホルベインのまめ知識。
フタロ(シアニン)グリーンやフタロブルーという名称を使いません。
透明水彩ではビリジャンヒュー、アクリル絵の具ではオリエンタルグリーンがフタログリーンです。
なにか権利関係の問題があるのかもしれないけど、せめて自社製品の色名は統一して欲しいものです。
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